【シャツ】シャツは買うより仕立てる時代。オーダーシャツの魅力と仕上がりまでの流れ

先日オーダーシャツを作ってきました。

オーダシャツに対して、敷居が高い、価格が高そうなどネガティブなイメージを持っている方も多いと思います。

今日は訪店から受け取りまでの流れとオーダーシャツを作るメリットについて書いていきたいと思います。



オーダーシャツ完成までの流れ

オーダーシャツ(スーツ)専門店は数多くありますが、その中で今回僕が選んだお店はGINZAグローバルスタイル 名古屋セントラルパーク店です。

グローバルスタイル自体はインターネット広告でよく見かけるため、知っている人も多いのではないでしょうか。

名古屋エリアには栄と名駅の2店舗がありますが、今回は栄のお店に行ってきました。

平日だったせいかセントラルパークという場所のせいか、入店時は客は僕一人で、その後他のお客さんも来ましたが、終始マンツーマンで接客してもらい、じっくりシャツ作りをすることができました。

①生地を選ぶ

入店後、最初にすることは生地選びです。

シャツの生地にはグレードがあり、グレードが上がると価格も上がります。また、既成品のシャツ同様ポリエステル混のイージーケア素材もあります。生地のグレードは織り方によるようで、その決定の根拠は店員さんも完全にはわからないようでした。必ずしも今ランクの生地の方が頑丈なわけでもなく、また、見た目や質感に大きな差があるようにも見えませんでした。

というわけで、今回は安い方のグレードでイージーケアの生地を選びました。

②採寸

生地を選ぶと続いて採寸をしてもらいます。

採寸箇所は、ネック(首周り)、バスト、ウェスト、ヒップ、肩幅、腕の長さ(左右)、手首廻りの計7箇所です。

これだけの箇所を採寸してようやく自分の体にあったシャツを作ることができるのです。首廻りと袖丈のみでサイズを選ぶ既成品のシャツで自分に合うものを探すことがいかに困難か、わかると思います。

人によっては腕の長さが左右で違うこともあるため、左右両方の腕を測ります。こうゆうところもオーダーシャツならではのメリットだと思います。

③サイズを決める

採寸後は、採寸の数値を元に予め用意してある(型紙の)シャツを着用しながら、シャツのサイズを決めていきます。

シャツは20段階くらい(かなり記憶が曖昧です)あり、実際に着用しながらもう一つ上のサイズ、下のサイズ、と自分に合うシャツ(型)を選びます。

この作業をバスト基準のシャツ、ウェスト基準のシャツ、というように繰り返していき、それを組み合わせて自分だけのシャツができあがります。

ちなみにこのようなオーダシャツの製法をイージーオーダーと言います。他にはパターンオーダー、フルオーダーなどがあり、パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダーの順にクオリティが高くなります(その分価格もアップ)。

僕はジムに通っているため、バストや肩幅に対してウェストが極端に細い体型をしています。そのため、バストに合わせてシャツを買うと胴廻りがブカブカになり、ウェストに合わせると胸や肩がピチピチになってしまいます。

オーダーシャツであれば、バストとウェストを別の型紙で作成できるため、部位によって太さが極端に異なる体型でも自分にあったシャツを作ることができるのです。

④サイズの微調整

部位ごとの型紙を決めたら、細かな仕上がり寸を調整します。

体のサイズにぴったり合うシャツは、見た目的には美しいですが、実用性という点ではイマイチな場合があります。

そこで、ゆとり寸を取ることで動きやすさと着心地を加えていきます

僕の場合、首の窮屈さを減らすためにネックのゆとり寸とデスクワーク時のストレスを減らすためにバストと肩巾(肩幅)のゆとり寸を多めに取ってもらいました。

また、カフス廻り(手首)は左腕のみ1センチ太くしてもらいました。こうすることで、時計をしても袖のラインが綺麗に見えます。

上の画像のとおり、実寸の長さに着心地を考えながらゆとり寸を加え、最終的な仕上がりの寸法を決定します。部位ごとにどれくらいゆとり寸を取るべきかは、店員さんが細かくアドバイスしてくれます。

⑤ディテールデザインの決定

シャツのサイズが決まったら、最後に細かな仕様を決めていきます。

襟やカフス(袖)のデザインのほか、前たてやダーツのデザインまで選ぶことができます。襟の形だけでも10種類以上あるので選ぶのに苦労します。

無料オプションのほか有料のオプションも多数あり、今回は1着のみクレリックシャツにしてもらいました。

⑥オリジナルシャツの完成

ディテールの仕様が決定したら、代金を支払って終了となります。

仕上がりまでに約1ヶ月かかるため、後日受け取りに来る必要があります。納品の連絡はグローバルスタイルの専用アプリで行われます(店員さんの案内に従い店頭でダウンロードする)。

こちらが今回オーダーしたシャツです。ノーネクタイで着ることが多いため、無地ではなく色柄物をチョイスしました。また、襟型、カフスともにベーシックなものにしています。

なお、僕の場合は必要ありませんでしたが、グローバルスタイルでは、購入後3ヶ月以内なら無償でお直しが可能だそうです。これも嬉しいサービスですね。

オーダーシャツの魅力とメリット

ここではシャツをオーダーするメリットを紹介します。

美しいシルエット

既に書いたとおり、オーダーシャツは既成品のシャツと違い、体の様々な部位を採寸したうえで作成していきます。

そして部位ごとに異なる型紙で作ることができるため、スポーツ経験者など体の一部分が極端に大きく既成品で合うシャツが見つからない人でも、自分にあったシャツを作ることができます。

シャツの見た目の良し悪しは、サイズ感とシルエットで決まります。ですので、高級な既成品のシャツを買うよりも、安くてもオーダーシャツを作ったほうが絶対にカッコよく見えます。

快適な着心地

また、オーダーシャツならサイズも自分の体にぴったり合ううえ、ゆとり寸(サイズ感にどれだけゆとりを持たすか)も自由に設定できるため、着心地もとてもよくなります。

仕事着であるワイシャツは、人によっては半日以上着ていることになります。今まで着製品のシャツで窮屈さを感じていた人も、オーダーシャツであれば上半身のストレスが大きく軽減され、一日の大半を快適に過ごすことができるはずです。

さらに、デスクワークが多い人は肩周りのゆとりを多めに取る、といった細かな調整もできるため、着心地は更に良くなります。

見た目と着心地の両立

そして、オーダーシャツを作ることの最大のメリットは、見た目と着心地を両立できるところです。

既成品のシャツで、全ての部位がぴったり合うものを見つけることはほぼ不可能です。ですので、見た目を重視すれば着心地が犠牲になり、着心地を重視すれば見た目で妥協することになります。

一方、オーダーシャツであれば、部位ごとにサイズを調整できるため、シルエットが綺麗に見えるサイズ感であっても、体の一部分にストレスが掛かるということがありません。

ディテールのデザインを自由に決められる

シャツに限った話ではないですが、服を選ぶ際「ここがこうだったら買うのになぁ」ということが結構あります。

そのようなケースの多くは、サイズ感やシルエットが良くても、余計なデザインのせいで全てが台無しになってしまっています。

シャツで言えば、襟の裏に柄がついていたり、ボタンやステッチ(縫い目)だけやたらと目立つ色が使われていたりすると、残念ながらシャツとしてのカッコよさは損なわれてしまいます(シャツのカッコよさはデザインではなくシルエットで魅せるべきです)。

そして、既成品で余計なデザインのないシャツは探してみると意外とありません。僕の場合、ボタンダウンのシャツは嫌いなので、それだけで選択肢がガクッと減ります。

オーダーシャツであれば、細部のデザインまで自分で決めることができるため、逆に言えば余計なデザインを加えないということも可能なのです。

オーダーシャツのコストパフォーマンス

オーダーシャツのコストパフォーマンスはとても高いといえます。

僕が今回利用したグローバルスタイルでは定期的にキャンペーンを行っており、僕もキャンペーンを利用して3枚オーダーしましたが、合計金額は約2万円でした(クレリックシャツのオプション料金込み)。

1枚あたり約7千円弱ということで、ユニクロや量販店には及びませんが、セレクトショップのシャツよりはかなり安価です。

こんな価格で自分の体にフィットする(=カッコよく見えて着心地がいい)シャツが買えるなんてお得以外の何物でもありません。

まとめ

以上オーダーシャツ作成のおおまかな流れとメリットについて解説してきました。

長くなりましたが、この記事で僕が一番言いたいことは、普段スーツを着て仕事をする人にとってオーダーシャツはとてもおすすめということです。

唯一のデメリットは、一度オーダーシャツを着ると既成品のシャツは着れなくなるということです。それでも問題はほとんどありません。なぜなら値段的にはオーダーシャツも既成品のシャツもほとんど変わらないからです。

グローバルスタイルでシャツをオーダーするのは初めてだったため、お試しのつもりで3着しか作りませんでしたが、近々買い足しするつもりです。

また、次はスーツのオーダーにも挑戦してみたいと思います。

この記事でオーダーシャツに興味を持った方がいましたら、ぜひ実際にシャツを作ってみてください。そのシルエット、着心地に驚くはずです。

では。

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