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コーディネートの落とし穴、アイテム同士の相性を意識する

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オシャレに見えるファッションの条件として、異なるテイストや、カジュアル要素とドレス要素がほどよくミックスされていることが挙げられます。

しかし、実際にやってみるとどこかチグハグなファッションになってしまうことがあります。

今回はその原因と解決策について考えていきます。

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コーディネートの基本的な考え方(おさらい)

冒頭でも触れたとおり、オシャレの基本は複数の要素のミックスです。

カジュアル一辺倒では子供っぽく見えてしまいますし、ドレス一辺倒ではパーティーに行くような、どこか近寄り難い(ナルシストっぽい)印象になってしまいます。

そこでこれらの要素をミックスすることで、ほどよくカジュアル、ほどよくドレスなファッションにするわけです。最終的にドレス感がやや強めになるようまとめるのがポイントです。

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また、コーディネート全体の色使いにも注意する必要があります。

基本的にはコーディネート全体で3色以内に抑えましょう。最も簡単な組み合わせは無彩色(黒や白)2色+1色です。無彩色以外の色を2色以上使う場合は、色のトーン(明暗)を揃えると統一感が出ます。

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初めのうちはこれらのルールを守るだけで、十分オシャレな格好ができます。

基本的なルールを守っているのにどこか変!?

しかし、上記のルールを守っているのに、どこかちぐはぐな、どこか違和感のあるコーディネートになってしまうことがあります。

それはアイテム同士の相性が原因かもしれません。

イメージが違いすぎるアイテム同士は馴染まない

オシャレの基本は異なるイメージのアイテムを組み合わせてバランスを取ることですが、あまりにイメージが離れすぎているアイテム同士は、上手く混ざり合いません。

例えば、グレーのスウェットパンツ(カジュアル要素100%)と黒のタキシード(ドレス要素100%)の組み合わせを想像してみてください。ファッションの原則に従えば、カジュアルとドレスが半々くらいでバランスが良いはずですが、実際には明らかに違和感があるはずです。

そこで、それぞれのアイテムのカジュアル要素、ドレス要素を薄めてみましょう。グレーのスウェットパンツを黒のジョガーパンツに(カジュアル要素100%→70%)、黒のタキシードをテーラードジャケットに(ドレス要素100%→70%)変えてみると・・・
先ほどよりは違和感がなくなったような気がしませんか?

相反する要素のアイテムを組み合わせる場合、100%と100%を組み合わせるよりも、70%と70%、60%と60%を組み合わせるほうが、まとまりのあるコーディネートになるのです。

言い換えると、アイテム同士のイメージの距離が離れれば離れるほど、これらのアイテムは相性が悪いことになります。

  • カジュアル100%とドレス100%の組み合わせ→ちぐはぐ
  • カジュアル70%とドレス70%の組み合わせ→バランス良いミックスコーデ

※実際にはコーデ全体でドレス要素がやや多めになるよう組み合わせるとよりGOOD!

アイテムが持つイメージを理解する

まとまりのあるコーディネートには組み合わせるアイテム相互のイメージの距離が重要だということがわかりました。

では、個々のアイテムのカジュアル度合い、ドレス度合いを測るにはどうすれば良いのでしょうか。

アイテムのイメージを決める主な要素はデザイン、シルエット、素材などです。

例えばトップスで考えてみます。

Tシャツよりもドレスシャツの方が(名前のとおり)ドレス感が強いです(デザイン)

同じドレスシャツでも、ゆとりのあるルーズなシルエットのものより、身体にフィットする細身のものの方がよりドレス感が強いです(シルエット)

また、綿100%のマットな質感のシャツよりも、シルクやポリ混紡のツヤ感のあるシャツの方がよりドレス感が強いです(素材)

続いて、靴について考えてみます。

スニーカーとレザーシューズでは、スニーカーの方がカジュアルな印象です。

スニーカーの中でも、ハイテクスニーカーの方がローテクスニーカーよりもよりカジュアルでスポーティーです。

キャンパス地のローテクスニーカーが多い中、レザー素材のものを選べば、ドレス感が増し大人な印象です。

下のスニーカーは素材以外同じですが、2つ目のスニーカーは素材がレザーな分、よりドレス寄りといえます。

Photo by converse

Photo by converse

Photo by converse

Photo by converse

このように、デザイン、シルエット、素材などの要素によって、アイテムの持つイメージが変わってきます。もちろん色によってもイメージが変わります。

そのアイテムにカジュアル成分とドレス成分がそれぞれどれくらい含まれているかを考え、最終的にカジュアルとドレスのどちらにどれくらい寄っているかを意識すれば、アイテム同士の組み合わせで失敗することもなくなります。

コーディネートの実例からアイテムの相性を考える

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Photo by WEAR

上のコーディネートでは、ジョガーパンツ(カジュアル)とテーラードジャケット(ドレス)という相反する要素を持つアイテムを組み合わせています。

ジョガーパンツは最近流行りのスポーティーなパンツです。アイテム自体はカジュアルなアイテムですが、黒色を選ぶことでカジュアルさが薄まり、ドレス感のあるアイテムとも馴染みやすくなっています。(カジュアル70%)

一方、トップスにはテーラードジャケットを合わせています。ジャケットは着丈が長いほどドレス感が高まりますが、本コーデではショート丈なのでドレス感は控えめです。(ドレス70%)

足元にはレザーシューズを持ってきていますが、丸みのあるデザインのためドレス感は少なめです。レザーシューズの欠点として足元が重くなりがちという問題がありますが、足首を出すことで、足元に軽快さが生まれます。(ドレス60%)

全体としては、カジュアルアイテムのジョガーパンツ(+リュック)、ドレスアイテムのテーラードジャケットとレザーシューズ、中間のアイテムのタートルネックのニットから構成されており、ややドレスよりの落ち着いたコーディネートに仕上がっています。(計ドレス60%)

加えて、黄色のマフラーがいいアクセントになっています。

このように、カジュアルアイテムとドレスアイテムを組み合わせたコーディネートでは、ややカジュアル、ややドレスといったアイテムを選ぶと、互いのアイテムが馴染みやすくなり、統一感のあるまとまっとコーディネートができるのです。

まとめ

ここまでアイテム同士の相性の重要性、アイテムが持つイメージの見極め方について説明してきました。

まず覚えておいて欲しいのは、コーディネート全体でカジュアル要素とドレス要素がバランス良くミックスされていても、全体としてチグハグな印象のコーディネートになってしまうことがあるということです。

その理由はアイテム同士の相性の悪さにあります。あまりに極端なイメージを持つアイテム同士は、互いに上手く馴染むことができません。

コーディネートの際は、組み合わせる個々のアイテムが、カジュアルとドレスのどちらの要素をどれくらい含んでいるかを意識することが大切です。

まずは手持ちのアイテムのカジュアル要素、ドレス要素を把握することから始めましょう。

  • 組み合わせるアイテム同士のイメージが違いすぎると、ちぐはぐなコーディネートになってしまう。
  • ややカジュアル、ややドレスといった極端過ぎないアイテムの方が使いやすい。
  • アイテムのイメージはデザイン、シルエット、素材、色などで決まる。
  • 個々のアイテムがどのようなイメージを持っているか把握しておけば、組み合わせで失敗しない。

Men’s Fashion Manual
Men's Fashion manual←初心者~中級者向けのファッション講座です。
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