今回は服を買う際の注意点について勉強します。
どんなにアイテム選びやコーディネートに関する知識を身につけても、服の買い方が間違っていると、本当に欲しい、本当に必要な服を手に入れることができません。
正しい服の買い方を身につけて、お気に入りの一着を見つけましょう。
買い物は一人で行くべきか否か
まずは誰と買い物に行くかという問題です。ある程度自分の好みがはっきりしていたり、店員のセールストークも強い意志を持って受け流せるという方は、一人での買い物が一番です。
一人であれば、誰に気兼ねすることもなく、思う存分服選びに時間がかけられるからです。さっき行ったお店に戻ってきたり、一旦間を置いて冷静に考えることも、一人であれば自由にすることができます。
反面、店員にしつこく絡まれた時に、一人だと断りづらい、逃げづらいという問題点もあります。そんなときは、「他の店も見てから考えます。」とはっきり断ることが大事です。
そういうのが苦手な人は、友人と買い物に行くのが無難です。友人がいれば、店員のセールストークも簡単にかわすことができます。
友人と行く場合は、どの友人と買い物にいくかがポイントになります。服が好きで、体力があり、気兼ねすることなく率直な意見を言ってくれる友達なら、買い物の強い味方になります。
体力がない友人や服の趣味が合わない友人と買い物に行くと、すぐに「疲れた。」なんて言い出すので、じっくり服を選ぶことができません。一人で行くのと同じくらい気を使わなくて済む友人に付き合ってもらいましょう。
店員の言葉を鵜呑みにしない
服屋の店員の言葉ほど、信用できないものはありません。
彼らはどんな服でも、「お似合いですよ。」と言ってきます。彼らの目的は目の前の服を売ることであり、買った後のことなんて知ったこっちゃありません。色がちぐはぐであろうが、サイズが合ってなかろうが、平気で似合うと言ってくるのです。
また、「これが最後の1点です。」も彼らが使う常套句です。この言葉のほとんどが嘘です。仮に本当であったとしても、本当にその服が欲しければ、他の店舗に問い合わせたり、ネット通販で探したり、手に入れる方法はいくらでもあります。
仮に運悪くその服を手に入れる機会を逃してしまっても、店員の言葉を鵜呑みにして、必要のない(しかも似合わない)服を買ってしまうよりはよっぽどマシです。
店員の言葉を鵜呑みにせず、自分の頭で考えましょう。
一旦冷静になって考える
店頭で欲しい服が見つかっても、即購入は危険です。お気に入りの服を見つけた瞬間は、知らず知らずのうちにテンションが上がり、判断力が鈍ります。
焦って購入するのではなく、本当にその服が必要なのか、自分に似合うのか、手持ちのアイテムと合わせやすいかなど、総合的に判断して、購入するかどうかを決定する必要があります。
また、違うお店に行ってみたら、もっと気に入る服が見つかった、なんてこともよくあります。最初に入ったお店で、最高の1枚が見つかることの方が稀です。勢いで購入を決定せず、他のお店も見てみましょう。
当日であれば、ほとんどのお店で取り置きが可能です。気になる服があれば、一旦取り置きをお願いし、他のお店も覗いてみたり、カフェに入ったりして頭を冷やし、本当にその服がベストなチョイスなのか考えるようにしましょう。
それでも欲しいと思えたら、ようやくその服を買うべきなのです。
その服を使ったコーディネートをイメージしてみる
その服を買うべきか否かを判断する際は、今着ている服との相性はもちろん、家にある手持ちのアイテムとの相性もよく考えましょう。
その服と手持ちのアイテムを組み合わせたコーディネートをイメージし、いろんな組み合わせができそうであれば、その服は「使える」服です。
どんなに気に入った服でも、手持ちのアイテムとの組み合わせがイメージできない服は、その服に合わせるアイテムも併せて買わなければならず、余計な出費になってしまいます。
限られた予算を有効に活用するために、手持ちのアイテムとコーディネートできる服を買い足していくのが、正しい買い物法と言えます。
まとめ
- 一人で買い物に行くことで、誰にも気兼ねすることなく思う存分吟味できる。
- 友達によっては、買い物の良きパートナーになる。
- 店員のセールストークに流されず、自分の意志で服を選ぶことが大事。
- 気に入った服があっても即決せず、一旦店を離れて冷静な判断をする。
- 気に入った服が見つかったら、頭のなかで手持ちのアイテムとコーディネートしてみる。
- 手持ちのアイテムと合わせられる服を買い足していくことで、効率的に服を増やすことができる。
応用編として、店員と上手く付き合う方法を紹介しています。